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堂安律&奥川雅也のダブルゴールに独メディアも注目。「日本人が新たな歴史」

text by 編集部 photo by Getty Images

奥川雅也、堂安律
【写真:Getty Images】

 ドイツ・ブンデスリーガ第25節のレバークーゼン対アルミニア・ビーレフェルト戦が現地時間14日に行われ、アウェイのビーレフェルトが2-1で勝利を収めた。それぞれ1得点を記録したビーレフェルトのMF堂安律とMF奥川雅也の2人の日本人にドイツメディアも賛辞を送っている。

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 前半18分には堂安が今季4点目となるゴールを決めてビーレフェルトが先制。さらに57分には加入後2度目の先発出場となった奥川が移籍後初ゴールとなる追加点を挙げ、反撃を1点に抑えたビーレフェルトが逃げ切ることに成功した。

 独紙『ビルト』では「アルミニアの日本人デュオがレバークーゼンにショック」と敵地での番狂わせについて報道。選手採点では好守を披露したGKセルヒオ・オルテガに「1」の単独最高評価(ドイツでは1から6までで数字が小さいほど高評価)をつけつつ、堂安と奥川にもチーム内の他の4人とともに「2」の高評価を与えている。

『キッカー』誌は「ビーレフェルトの日本人たちがブンデスリーガの新たな歴史を作る」とタイトルをつけた記事で2人の活躍に注目。日本人選手2人が同じ試合でゴールを決めたのは2016年4月に酒井宏樹と清武弘嗣がハノーファーで達成して以来ブンデスリーガ2例目だが、その試合は2-2のドローだったため、日本人選手2人のゴールがチームに勝利をもたらしたという意味ではリーグ史上初だと指摘している。

 チーム自体にとっても大きな価値のあるゴールと勝利だった。ビーレフェルトは前節まで4試合連続無得点に終わっており、堂安の先制点は5試合ぶりのゴール。勝利を挙げたのは8試合ぶりであり、この結果によりプレーオフ圏の16位から残留圏の15位へ浮上も果たした。監督交代から3試合目での新体制初ゴールと初勝利でもある。

【了】

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