【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティに所属するアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロは、来季バルセロナへ移籍する可能性が高まっているのかもしれない。スペイン紙『アス』が14日付で伝えている。
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シティのエースストライカーとして長年にわたりゴールを量産してきたが、昨季以来度重なる負傷に苦しめられてきたアグエロ。13日に行われたプレミアリーグ第28節のフラム戦ではPKで1ゴールを挙げ、リーグ戦では昨年1月以来実に14ヶ月ぶりのゴールとなった。
だがシティとの現在の契約は今季で満了となり、その後の去就は不確定。すでに契約が残り6ヶ月を切ったことで他クラブとの交渉も可能となり、バルセロナがフリーでの獲得に向けて正式オファーを出したとも報じられていた。
『アス』によれば、アグエロは来季のバルセロナ加入に「非常に近い」状況だという。新会長に選出されたジョアン・ラポルタ氏はすでにアグエロとの間で来季から2023年までの契約合意を取り付けており、同じくバルサ移籍が確実視されるDFエリック・ガルシアとともに加入すると見込まれている。現時点ではラポルタ氏はまだ会長としての業務を開始していないため、アグエロとの契約も正式なものではないとのことだ。
バルセロナはアグエロを獲得することで、今季末で満了する契約を延長していないFWリオネル・メッシの引き留めに繋がることにも期待しているとみられる。同じアルゼンチン代表であり友人であるアグエロの存在は、メッシがバルサに残る理由の一つになるかもしれない。
一方でアグエロが加入したとしても、ラポルタ新会長がボルシア・ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドの獲得を狙うことに変わりはないとの見方もスペイン紙は伝えている。アグエロにはベテランFWとして、常時出場ではなくとも要所で力を発揮するような役割が求められているとされている。
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