【写真:Getty Images】
【ベネベント 1-4 フィオレンティーナ セリエA第27節】
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セリエA第27節、ベネベント対フィオレンティーナが現地時間13日に行われ、1-4でアウェイチームが勝利している。
チェーザレ・プランデッリ監督率いるフィオレンティーナにとってはこれがリーグ戦4試合ぶりの勝利だった。アウェイ戦勝利は第14節ユベントス戦以来2回目で、4得点は今季セリエAにおいて最多の数字となっている。
そのベネベント戦で爆発したのが、21歳のFWドゥシャン・ヴラホビッチだ。
セルビア代表FWは8分に左サイドからのクロスを冷静に流し込むと、26分にこぼれ球を押し込んで2点目を奪取。そして前半アディショナルタイムにはゴールキックをピタリと収めドリブルを開始し、コントロールショット。これがゴールネットに突き刺さり、なんと前半だけでハットトリックを達成したのだ。
『Opta』によると、フィオレンティーナの選手がセリエAにおいて前半だけで3点を奪ったのは、1964年2月のアタランタ戦でのクルト・ハムリン以来のことだったという。ヴラホビッチはクラブの歴史にその名を刻んだと言えるだろう。
また、ヴラホビッチは3点をあげたことで今季リーグ得点数を12に伸ばしている。2000年1月1日以降に生まれた選手で、2020/21シーズンの欧州5大リーグにおいて10ゴール以上を記録したのは、同選手含め4人しかいないという(アーリング・ハーランド、モイーズ・キーン、アミーヌ・グイリ)。
ヴラホビッチは得点だけでなく、守備でも大きく貢献。データサイト『Who Scored』によるスタッツはFWながらタックル成功数2回、クリア5回、インターセプト1回、守備での空中戦勝利2回となっている。同サイト内でのレーティングは10点満点で、文句なしのMOMに選出されている。
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