【写真:Getty Images】
【レアル・マドリード 2-1 エルチェ ラ・リーガ第27節】
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ラ・リーガ第27節、レアル・マドリード対エルチェが現地時間13日に行われ、2-1でホームチームが勝利している。
首位アトレティコ・マドリードを追うマドリーは下位に沈むエルチェに苦戦を強いられた。前半をスコアレスドローで終えると、61分にまさかの失点。コーナーキックからダニ・カルボに頭で押し込まれてしまった。
しかし、苦しい状況にあったチームをエースが救った。
73分、左サイドからルカ・モドリッチが柔らかいクロスを送ると、カリム・ベンゼマがヘディングシュート。同点に追いついた。
さらに後半アディショナルタイム、ベンゼマがペナルティーエリア手前でロドリゴ・ゴエスとのワンツーから左足一閃。これがゴールに吸い込まれ、マドリーは土壇場で勝ち点3を手にしている。
データサイト『Who Scored』によるベンゼマのスタッツはシュート数5本(チームトップ)で2得点、パス37本で成功率92%、キーパス2本(チーム2位タイ)、空中戦勝利2回(チーム2位タイ)。同サイト内ではMOMに選出されている。
ベンゼマはこれでリーグ4試合連続得点。ヘタフェ戦とバレンシア戦は貴重な先制弾をもたらしており、前節アトレティコ戦と今節エルチェ戦は終盤の得点でチームに重要な勝ち点を与えている。チーム総得点「46」のうち15得点(33%)はベンゼマによるもので、1試合あたりの平均シュート数3.8本はラ・リーガ全体で2位の数字と、エースとして攻撃をしっかりと活性化させている。
現在のマドリーは攻撃力が十分とは言えない。アタッカー陣はなかなか結果を残せず、苦しんでいる。そんなチームにおいて背番号9への期待は大きくなっているが、その中でプレッシャーを跳ね除け結果を出し続けている点は見事という他ない。チャンピオンズリーグ(CL)のアタランタ戦でもエースがカギを握るはずだ。
【了】