【写真:Getty Images】
【ラツィオ 3-2 クロトーネ セリエA第27節】
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セリエA第27節、ラツィオ対クロトーネが現地時間12日に行われ、3-2でホームチームが勝利している。
ラツィオは14分にセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチが得点を奪い先制。しかし、30分に同点に追いつかれている。その9分後に再びリードを得たが、後半開始早々にまたも得点を与えてしまった。
それでも、試合終盤に途中出場フェリペ・カイセドが大仕事。最下位クロトーネに苦戦しながらもなんとか競り勝ち、リーグ戦連敗を2で止めている。
データサイト『Who Scored』内でクロトーネ戦のMOMに選出されたのは背番号10ルイス・アルベルトだった。同選手はフル出場を果たしており、39分にはチーロ・インモービレの落としたボールを右足でシュート。見事ゴール左隅へ流し込んでいる。
そのL・アルベルトは持ち味であるパススキルでも違いを生んだ。開始8分には自陣からのロングフィードでインモービレのビッグチャンスを演出。74分にはペナルティーエリア手前からフワッとしたボールをミリンコビッチ=サビッチへ送り、79分にも似たような形からセルビア代表MFのチャンスを作った。
しかし、インモービレやミリンコビッチ=サビッチはそれらを得点に結びつけることができず。L・アルベルトはこの日最多6本のキーパスを繰り出したが、アシストは一つもつかなかった。
昨季セリエAで16アシストを記録した背番号10だが、今季はここまで0アシスト。寂しい数字となっている。しかし、パフォーマンスレベルが大きく低下しているわけではなく、1試合平均のキーパス数2.3本はここまでチーム最多の成績となっている。以前、アシスト量産の秘訣を「何時間ものトレーニングとチームメイトとの感覚」と話していたスペイン人MFだが、今季はやや運に見放されているのかもしれない。
【了】