3位：14試合連続負けなしを記録したことも

ジェフユナイテッド千葉
平均獲得勝ち点：2.03
通算対戦成績：40試合／26勝3分11敗／80得点51失点

　名古屋グランパスとジェフユナイテッド千葉（当時はジェフユナイテッド市原）はご存じの通り共にオリジナル10であり、J1ではこれまで実に40回も顔を合わせてきた。その中で、名古屋が26勝3分11敗と大きく勝ち越している。

　ただ、当初苦手意識があったのは名古屋の方かもしれない。初対戦となった1993年の1stステージ（当時の呼称はサントリーシリーズ）の1戦目ではアウェイで1-3と敗北しており、2戦目も0-1と敗戦。2ndステージ（当時の呼称はNICOSシリーズ）の1戦目でも2-5の黒星と、市原に対し3連敗スタートを切っているのだ。なお、市原との4戦目は6-0と大勝したものの、翌1994年の5戦目は負けている。

　しかし、通算成績1勝4敗で迎えた6戦目（1994年）で1-0と勝利したのを皮切りに、風向きが変わっている。同試合から2003年の1stステージ第8節までの計22試合で敗れたのはわずか2回となっており、その間に14試合連続無敗も記録していた（1996年の第28節から2003年の1stステージ第8節まで）。また、2006年の第16節から2008年の第7節まで千葉に対し5連勝を達成することもあった。