【写真:Getty Images】
【パリ・サンジェルマン 1-1 バルセロナ CLラウンド16・2ndレグ】
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、パリ・サンジェルマン(PSG)対バルセロナが現地時間10日に行われ、1-1で引き分けた。1stレグで4-1の勝利を収めていたPSGは2戦合計スコアで上回り、準々決勝進出を決めている。
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少なくとも4得点奪って勝利を収める必要なバルセロナは、90分を通じて21本のシュートを放っている。PSGがキリアン・ムバッペのゴールで先制した6分後にリオネル・メッシのゴールで追いついたが、バルセロナはこの1得点のみに終わった。
イングランド代表のガレス・サウスゲート監督やベルギー代表のロベルト・マルティネス監督らで構成されるUEFAテクニカル・オブザーバーズは、GKのケイラー・ナバスをプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選んでいる。データサイト『Whoscored.com』によれば、この試合でナバスは9本のシュートセーブを記録し、チームの価値あるドローに貢献した。
前半アディショナルタイムのプレーはチームを救った。PSGのライヴィン・クルザワがアントワーヌ・グリーズマンを倒してPKを献上してしまう。しかし、リオネル・メッシのキックはナバスがセーブ。「PKがうまいメッシを止めるのはいつも難しいよ」と振り返ったが、コースを完全に読み切っていた。
メッシのPKが決まっていれば、バルセロナに逆転のチャンスが広がっていただろう。しかし、類い稀なるセービング技術を持つナバスのプレーが、PSGに流れを引き寄せた。
クラブ史上初のCL決勝へと導いたトーマス・トゥヘル監督は解任され、PSGのリーグ・アン4連覇が危ぶまれている。しかし、レアル・マドリードで3度のCL制覇を知る男の活躍は頼もしい。
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