【写真:Getty Images】
日本代表対韓国代表の国際親善試合が3月25日に日産スタジアムで開催されることが10日に発表された。韓国サッカー協会(KFA)はこの試合に向け、海外組も含めた可能な限りのベストメンバーを招集することを試みるようだ。
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日本代表にとっては、当初は2022年カタールワールドカップ・アジア2次予選のミャンマー戦の開催を予定していた日程だが、新型コロナウイルスの影響により延期が決定。その穴を埋める形で、親善試合としては10年ぶりとなる日韓戦の開催が決まった。
KFAのチョン・ハンジン事務総長は、日韓戦の開催発表にあたって「今後のワールドカップ予選に向け貴重なAマッチデーを積極的に活用することを決めた」とコメント。「招集対象選手が所属する海外のクラブにはすでに公式のリクエスト文書を送付して協議中だ」と、欧州組の招集を試みていることを説明した。
韓国『朝鮮日報』は、KFAが招集を意図していると考えられる選手としてトッテナムのFWソン・フンミン、RBライプツィヒのFWファン・ヒチャン、ボルドーのFWファン・ウィジョらの名前を挙げている。各国の感染対策措置やクラブの意向などとの兼ね合いもあり招集が実現するかどうかは不確定だが、各クラブとの間で調整を行うようだ。
国内のKリーグクラブの所属選手については、日本からの帰国後の隔離措置に関する対応について政府と協議を終えており、招集に問題はないと説明されている。一方、中国でプレーする代表選手については招集が容易ではないという見通しをメディアは示している。
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