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ユベントス、相手FKの場面で壁が背を向けジャンプ。アンドレア・ピルロ監督は唖然「おそらく遠すぎると思って危険を感じていなかった」【欧州CL】

text by 編集部 photo by Getty Images

アンドレア・ピルロ
【写真:Getty Images】

【ユベントス 3-2(4-4) ポルト CL決勝トーナメント1回戦2ndレグ】

 チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグ、ユベントス対ポルトの試合が現地時間9日に行われ、ユベントスが3-2の勝利をおさめた。2戦合計4-4になったものの、アウェイゴール差でユベントスのベスト16敗退が決まっている。ユベントスを率いるアンドレア・ピルロ監督が失点場面について言及した。9日にイタリアの『スカイスポーツ』が報じている。

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 1stレグで1-2の敗戦を喫していたユベントスは、逆転突破を目指して2ndレグに臨んだ。しかし、19分にポルトのセルジオ・オリベイラにPKを決められ失点。その後、フェデリコ・キエーザが2得点決めて2戦合計3-3で延長戦に突入する。

 そして、115分の場面。ペナルティエリアの外でフリーキックのチャンスを得たポルトは、先制点を決めたオリベイラにキッカーを任せる。右足を振り抜いて放ったシュートは、背を向けてジャンプしたユベントスの選手の下を通り抜けて、そのままゴール左隅に吸い込まれた。直後の117分にアドリアン・ラビオが得点して3-2の勝利をおさめるも、2戦合計4-4のアウェイゴール差でユベントスのベスト16敗退が決まっている。

 失点の場面についてピルロ監督は「私たちは壁に入る選手を選んでいる。彼らが振り返るなんてことは、これまで一度もなかった。おそらく、彼らは遠すぎると思って危険を感じていなかったのかもしれない。だが、それはミスだ。通常起こることはない。選手は危険な状態と気づかずゴールを認めてしまった」と、振り返っている。

【了】

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