【写真:Getty Images】
ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーヴ監督は、今年夏の開催が予定されるEURO2020本大会を最後に退任することが9日に発表された。ドイツメディアなどでは後任監督の予想もすでに始まっている。
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レーヴ監督は2006年からドイツ代表を指揮し、これまで3大会のワールドカップと3大会のEUROを戦ってきた。2022年カタールワールドカップまでの契約を交わしていたが予定を早め、7つ目の主要国際大会となるEURO2020を最後に代表監督の座を降りることになった。
多くのドイツメディアや英国メディアなどで次期監督の有力候補に挙げられているのはリバプールを率いるユルゲン・クロップ監督。チャンピオンズリーグ優勝やプレミアリーグ優勝など実績は十分であり、本人も以前に母国の代表監督への関心を認めていた。
リバプールとは長期契約を交わしているが、今季のチームが極度の不調に陥っていることも監督交代への憶測を後押し。さらに後継者として、リバプールのレジェンドでありレンジャーズ監督としてスコットランドリーグ優勝を飾ったスティーブン・ジェラード氏がうってつけではないかという声も高まっている。
RBライプツィヒを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督も候補の一人と噂される。だがリバプールと対戦する今週のチャンピオンズリーグの試合に向けた会見で代表監督就任の可能性を問われると「ノー」と否定し、クロップ監督の去就についても「答えたくない」とコメントを避けた。
バイエルン・ミュンヘンで昨季“6冠”を達成したハンジ・フリック監督や、前代表監督であるユルゲン・クリンスマン氏、元代表キャプテンのローター・マテウス氏なども名前が挙げられている。英国ブックメーカーでは現在U-21ドイツ代表を率いるシュテファン・クンツ監督がオッズ「3倍」で最有力候補とされ、クロップ監督が「4倍」、ナーゲルスマン監督が「7倍」で続いているという。
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