【写真:Getty Images】
ドイツ1部のフランクフルトは、元日本代表MF長谷部誠との契約を延長したことを現地時間8日に発表した。多くのドイツメディアなどが契約延長を報じつつ、長谷部のキャリアやプロ意識を称えている。
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今年1月には37歳の誕生日を迎えた大ベテランであり、昨年5月に契約を延長した時点では現役最後のシーズンになるとも予想されていた長谷部。だが今季もフランクフルトで重要な戦力として活躍を続けており、今季末までとなっていた契約を2022年6月まで1年間延長することが決まった。
契約延長に際し、フランクフルトのフレディ・ボビッチSD(スポーツディレクター)は長谷部を「絵本のような(=完璧な、理想的な)プロ選手」と表現。多くのメディアが長谷部を表す象徴的な言葉として引用している。
地元紙『フランクフルター・ルントシャウ』も長谷部の契約延長を大歓迎。「不可欠なオールドマスター、長谷部誠がもう1年いてくれる。フランクフルトにとってきわめて良い決定だ」と伝えた。
独紙『キッカー』は「“メトシェラ”長谷部がアイントラハトでもう1年」とのタイトルで契約延長を報道。聖書の登場人物の中でも最も長寿の969歳まで生きたとされている伝説的人物にたとえた。
今季開幕時点ではブンデスリーガ最年長選手でもあった長谷部だが、元オランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラールが1月にシャルケに加入したことで、数ヶ月差で2位となった。今季末までの契約となっているフンテラールが残留しなければ、あるいは現在最下位に沈むシャルケが降格した場合は再びリーグ最年長選手となるかもしれない。
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