【写真:Getty Images】
ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーヴ監督は、今年夏に開催が予定されるEURO2020本大会終了後に代表監督を退任することになった。ドイツ代表公式ツイッターアカウントで9日に発表が行われている。
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レーヴ監督は2006年からドイツ代表を指揮。ワールドカップ3大会とEURO4大会を戦い、計15年間に及ぶ長期政権に幕を下ろすことになる。
現在61歳のレーヴ監督は2004年から2006年までドイツ代表ヘッドコーチを務め、ユルゲン・クリンスマン前監督を補佐。自国開催で3位の成績を残した2006年ワールドカップ終了後に監督に就任した。
EURO2008では準優勝、2010年ワールドカップでは3位、EURO2012でも3位と安定した好成績を残す。2014年ワールドカップでは準決勝で開催国のブラジル代表に「7-1」の歴史的大勝を飾り、決勝でもアルゼンチン代表を下して6大会ぶり4度目の優勝を飾った。
EURO2016でも4位の成績を残したあと、2018年ワールドカップではドイツ代表にとって初となるグループステージ敗退の屈辱を味わった。大会前には2022年カタールワールドカップまで契約を延長していたが、予定を早めて退任することになった。
予定されていた昨年夏の開催が新型コロナウイルスの影響により1年延期されたEURO2020は、今年6月から7月にかけて開催予定。ドイツ代表はグループステージでフランス、ポルトガル、ハンガリーと対戦する。
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