【写真:Getty Images】
ブラジル代表のエースとして世界のサッカーファンを魅了したレジェンドであり、日本サッカー界にも様々な形で大きな影響を残した存在であるジーコ氏。先週68歳の誕生日を迎えたことを祝い、FIFAワールドカップ公式ツイッターアカウントがワールドカップでのスーパーゴール動画を紹介している。
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ジーコ氏がブラジル代表として出場したワールドカップは1978年、1982年、1986年の3大会。特に輝きを放ったのは1982年スペイン大会であり、ジーコ氏を中心としたこの大会のブラジル代表は優勝を逃しながらも史上最も魅力的だったチームのひとつとして語り継がれている。
この大会を通してジーコ氏はいずれもチーム最多の4得点と4アシストを記録。一次リーグ第2節のスコットランド戦では、鋭い弾道から曲がってゴール右上隅の絶妙なコースに突き刺さる直接フリーキックでネットを揺らした。
続いてニュージーランド戦では2得点を記録。右サイドからのクロスにオーバーヘッド気味のジャンピングボレーで合わせた1点目のゴールは、ジーコ氏のブラジル代表キャリアの中でも名場面のひとつとしてたびたびピックアップされるものだ。
宿敵アルゼンチン代表と激突した二次リーグの試合では、セルジーニョの強烈なFKがクロスバーを叩いて落ちたところを押し込んで先制点。この試合でジーコ氏はさらに2アシストを供給し、若きディエゴ・マラドーナ(この試合では終盤に退場)とのエース対決に勝利を収めた。続いて行われたイタリア代表戦でパオロ・ロッシのハットトリックにより敗退に追い込まれたが、セレソンとジーコ氏が放った輝きは40年近くが過ぎた今も色褪せることはない。