【写真:Getty Images】
レアル・マドリードは、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得に向けた資金を捻出するためにも、フランス代表DFラファエル・ヴァランやウェールズ代表FWガレス・ベイルを今季終了後に売却することを検討しているのかもしれない。
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マドリーと2022年までの契約を交わしているヴァランは、今季が終了すれば残り1年。英紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』が2日付で伝えたところによれば、ヴァランはクラブから提示された契約延長オファーの報酬額に納得しておらず、クラブ側も交渉成立には「悲観的」だという。
契約満了によりフリーで手放す事態を避けるため、またムバッペ獲得に向けた移籍金の一部とするためにも、マドリーはヴァランの獲得に関心を示しているマンチェスター・ユナイテッドに同選手を売却する準備があると英紙は報道。ヴァランの評価額は6100万ポンド(約90億7000万円)としている。
一方で英紙『エクスプレス』は、今季マドリーからトッテナムにレンタルされているベイルについて、マドリーが完全移籍を提案する見通しだと伝えた。こちらも移籍金の獲得や年俸総額の削減を通してムバッペの獲得資金にあてることが目的だとみられている。
古巣であるトッテナムに戻ってもなかなか本来の姿を取り戻すことができなかったベイルだが、最近4試合で4得点を挙げるなどようやく復調気味。マドリーはこのベイルの好調を“チャンス”と考え、トッテナムに移籍を持ちかけたいという考えだとされている。
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