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Jリーグ 4年前

Jリーグ開幕戦で最も使われたシステムはどれだ? フォーメーション人気ランキング1~3位。欧州とは異なる1位のシステムとは?

シリーズ:サッカーフォーメーション人気ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

1位:汎用性の高い布陣

0302Nagoya
4-4-2

フォーメーション:4-4-2
クラブ数:19クラブ(J1:6クラブ/J2:13クラブ)
J1使用クラブ:横浜FC、大分トリニータ、鹿島アントラーズ、セレッソ大阪、アビスパ福岡、名古屋グランパス

 今季の欧州5大リーグでは4-2-3-1が最も使われているが、Jリーグの開幕戦では4-4-2が最も採用されている。3ラインが規則的に並ぶ布陣は統率が取りやすく、汎用性が高い。国内最多となる20冠を獲得している鹿島アントラーズは、伝統的にこの布陣で戦うことが多い。

 大分トリニータはJ1での3年目のシーズンを迎えた。徳島ヴォルティスとの開幕戦は、攻撃時こそ従来の3-4-2-1だが、守備時は4-4-2に変形。試合中に布陣を変更させながら、流れを手繰り寄せようとした。結果は1-1のドローに終わったが、J3からJ1へ導き、就任5年目を迎えた片野坂知宏監督はチームの新たな可能性を引き出そうとしている。

 J1で唯一の日曜開催となったアビスパ福岡対名古屋グランパスは4-4-2同士の対決となった。名古屋は山崎凌吾の周囲を新加入の柿谷曜一朗が動くため、4-2-3-1とも取れる形。福岡はセンターバックにドウグラス・グローリとカルロス・グティエレスの長身センターバックを起用したが、2失点を喫して敗れている。

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