9位タイ:吉田麻也のサンプドリアも
4-4-1-1
フォーメーション:4-4-1-1
試合数:49試合
クラブ数:27クラブ
主なクラブ:サンプドリア(8試合)、リーズ(4試合)、ウェストブロム(4試合)
前線の2人が縦関係となる4-4-1-1が9位にランクインした。4-2-3-1や4-4-2というポピュラーなフォーメーションと運用方法は似ており、その派生と捉えていいだろう。
5大リーグで最もこの布陣を使用しているのがセリエAのサンプドリアで、8試合をこのフォーメーションで戦っている。69歳のクラウディオ・ラニエリ監督は4人ずつの2ラインを構える形を好む。最前線には38歳のファビオ・クアリアレッラを置き、その背後に攻撃的MFを起用することが多い。吉田麻也はチーム事情から右サイドバックに回されることもあったが、基本的には4バックの中央でプレーしている。
プレミアリーグでは昇格組のウェストブロムとリーズがこの布陣をオプションとして採用している。どちらも1トップを基本とするチームで、サイドアタッカーに突破力があるという共通点がある。
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