【写真:Getty Images】
現役時代にバルセロナやオランダ代表などの主力として活躍し、今季から指揮官として古巣バルサに戻ってきたロナルド・クーマン監督。バルサ公式ツイッターアカウントではそのクーマン監督が現役時代に記録したスーパーゴールを紹介している。
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主にセンターバックとしてプレーしながらも強烈なミドルやセットプレーなどを中心に驚異的な得点力を誇る選手として知られたクーマン。母国のPSV時代にはリーグ戦20ゴール以上を挙げたシーズンもあり、バルセロナでも加入1年目からリーガ14得点を含む公式戦19点を決めてみせた。
2年目の1990/91シーズン、欧州カップウィナーズカップに出場したバルサは、トーナメント形式だった大会の1回戦でトルコのトラブゾンスポルと対戦。アウェイでの1stレグでは0-1でまさかの敗戦を喫したが、本拠地カンプ・ノウに戻って得点力を爆発させた。
元Jリーガーのフリスト・ストイチコフ氏やチキ・ベギリスタイン氏らもゴールを挙げて7-2の大勝を飾った2ndレグの試合で、クーマンはハットトリックを達成。特にその2点目はクラブ史に残るファインゴールのひとつとして語り継がれている。
敵陣内でボールを持ったクーマンは静止状態からボールを前方に浮かせると同時にスプリントし、眼前に迫っていた6人の相手選手をワンプレーで無力化。さらに次のタッチでも再びボールを浮かせ、飛び出してきたGKの頭上を鮮やかに抜くループシュートでネットを揺らした。