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【写真:Getty Images】
仲川輝人(なかがわ・てるひと/背番号23)
生年月日:1992年7月27日(28歳)
2020リーグ戦成績:18試合出場/2得点
昨季は度重なる負傷に悩まさされ、シーズンの約半分を欠場。得点やアシストも伸びず、リーグ戦ではわずか2得点に終わった。ただ、ピッチに立てば存在感は大きく、対戦相手からは常に警戒されるタレントだ。
今季もリーグ戦で「23得点」を目指し、本人は「1試合1点」を目標に掲げる。プレシーズンキャンプは怪我なく乗り切り、いい状態で開幕に臨めるのは好材料。仲川が完全復活を遂げれば、マリノスの攻撃力は一気に高まるに違いない。
【写真:Getty Images】
オナイウ阿道(おないう・あど/背番号45)
生年月日:1995年11月8日(25歳)
2020リーグ戦成績:24試合出場/4得点
加入1年目の昨季はエリキやジュニオール・サントスといった外国籍FWたちの陰に隠れ、活躍は限定的だった。リーグ戦ではわずか4得点と、不完全燃焼。今季こそは2年ぶりの二桁得点を掲げ、前線の軸として期待される。
ACLの舞台では6試合に出場して4得点と確かな結果を残し、堅実なポストプレーと空中戦の強さなどをアジアの戦いで存分にアピールした。マリノスでエースの座を1年間守り通すことができれば、オールラウンドなストライカーとして大きく飛躍できるはずだ。
【写真:Getty Images】
前田大然(まえだ・だいぜん/背番号38)
生年月日:1997年10月20日(23歳)
2020リーグ戦成績:23試合出場/3得点
左ウィングの一番手は新加入のエウベルと考えられていたが、同選手はキャンプ中に負傷して開幕に間に合わない。プレシーズンでは高卒ルーキーの樺山諒乃介も小さくないインパクトを残していたものの、前年王者の川崎フロンターレと対戦する開幕戦でのスタメンは荷が重いか。
昨季途中に加入した前田大然は主に左ウィングを務めてきたが、やはり最前線のストライカーが最も輝けるポジション。ウィング適性には疑問が残る。とはいえ信頼性と経験で樺山を上回り、左ウィングで開幕スタメンの可能性は十分にある。今季こそはフィニッシュの精度を高めて最前線の得点源として信頼をつかみたい。