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Jリーグ 4年前

横浜F・マリノス、開幕戦予想スタメン&フォーメーション。一昨季王者は新システムを導入か

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images, Yokohama F.Marinos

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岩田智輝
【写真提供:横浜F・マリノス】

岩田智輝(いわた・ともき/背番号24)
生年月日:1997年4月7日(23歳)
2020リーグ戦成績:30試合出場/2得点

 アンジェ・ポステコグルー監督がラブコールを送り続け、2年越しで獲得に至ったディフェンスラインのラストピースだ。4バックならサイドバック、3バックならセンターバックやウィングバックとしても機能する。

 鍛え上げられた肉体はユニフォームや練習着の上からもわかるほどで、対人戦にも強さを発揮する。3バックの右ストッパーは大分トリニータ時代にも務めていたが、マリノスでは役割が大きく違い、積極的な攻め上がりが可能。地元の先輩で“お兄ちゃん”と慕う、松原健とポジションを争う。

畠中槙之輔
【写真:Getty Images】

畠中槙之輔(はたなか・しんのすけ/背番号4)
生年月日:1995年8月25日(25歳)
2020リーグ戦成績:25試合出場/2得点

 今季からクラブのレジェンドである栗原勇蔵が長年着用してきた背番号「4」を受け継ぐ。これまで3バック採用時には左ストッパーに入ることが多かったが、今季は3バックの中央を担うことになりそうだ。

 ゴール前の砦としてだけでなく、ビルドアップの起点にもなる3バックの中央は攻守の要となる。昨季は不安定な出来の試合が多く、負傷離脱した期間もあっただけに、信頼回復にかける思いは強い。ひと回りもふた回りもスケールアップした姿を披露できれば、日本代表復帰も見えてくる。

チアゴ・マルチンス
【写真:Getty Images】

チアゴ・マルチンス(ブラジル出身/背番号13)
生年月日:1995年3月17日(25歳)
2020リーグ戦成績:21試合出場/1得点

 昨季は負傷の影響を引きずり、過密日程の影響もあってコンディションが整い切らなかった。J1制覇を成し遂げた2019年ほどの凄みはなく、パフォーマンスの低下は否めず。しかし、今季は早い段階から絶好調で、完全復活した姿を見せてくれそうだ。

 来日4年目を迎え、日本語は「メチャメチャムズカシイ(笑)。わかるようになってきたと思ったら、また新しい壁にぶつかる感じ」と苦笑するが上達は著しい。「シャシン!」など数々の流行語も生み出し、新加入のエウベルには悪い言葉ばかり教えているとか。今季は副キャプテンにも任命され、タイトル奪還に燃えている。

【次ページ】MF

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