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【写真:Getty Images】
ジョアン・シミッチ(ブラジル/背番号6)
生年月日:1993年5月19日(27歳)
2020リーグ戦成績:24試合出場/1得点
広い視野と精度の高いキックでボールを配球するセントラルMFが加入した。ジョアン・シミッチはポルトガルに渡った守田英正の穴を埋める活躍が期待されている。
名古屋グランパス時代に風間八宏元監督が重用していることからも、シミッチが川崎Fのスタイルにフィットすることはほぼ間違いないだろう。ガンバ大阪戦では唯一の新加入選手として先発メンバーに抜擢されたが、澱みなくボールを配球していた。空中戦にも強く、レアンドロ・ダミアンやジェジエウとともにセットプレーでは得点源としても貴重な存在だ。
【写真:Getty Images】
田中碧(たなか・あお/背番号25)
生年月日:1998年9月10日(22歳)
2020リーグ戦成績:31試合出場/5得点
田中碧は中村憲剛なき川崎Fの新たな顔として期待されている。Jリーグベストヤングプレーヤーに選出された19年は12月のE-1サッカー選手権で代表デビュー。昨季は川崎Fで31試合に出場して優勝に貢献している。
アカデミー時代から培ってきた足元の技術が武器で、ペナルティエリアへ飛び込んでいく積極性がある。運動量も豊富で球際にも強く、攻守に貢献できるオールラウンドなMFへと成長している。今季もチームの中心として輝きを放つだろう。
【写真:Getty Images】
脇坂泰斗(わきざか・やすと/背番号8)
生年月日:1995年6月11日(25歳)
2020リーグ戦成績:31試合出場/3得点
正確無比なプレースキックや狭いエリアでもボールを失わないテクニックを武器に、脇坂泰斗は川崎Fの中盤で躍動する。昨季はキャリアハイの31試合に出場。今季は副キャプテンにも就任し、チームを牽引する活躍が期待される。
昨季の終盤に負傷した大島僚太は年末の天皇杯で復帰したが、G大阪戦は欠場している。長いシーズンを戦い抜くうえでもチームの底上げは必須。主力の1人となった脇坂はもちろん、塚川孝輝や小塚和季、橘田健人といった新加入選手とのポジション争いにも注目したい。