FW
【写真:Getty Images】
ブカヨ・サカ(イングランド代表/背番号7)
生年月日:2001年9月5日(19歳)
20/21リーグ戦成績:22試合出場/5得点3アシスト
下部組織出身でトップチームに定着して2年目の今季、日進月歩の成長を遂げている。左右両ウィングのみならずサイドバックまでこなす万能性を備え、攻守両面で常にハイクオリティなプレーを保証する超有望株だ。
最近は右ウィングが定位置になり、精度抜群の左足から数多のチャンスを創出する。得点力も高まっており、ゴール前で怖さを発揮できるようにもなってきた。精神的にも若さを感じさせないほど落ち着いており、今のアーセナルで最も安定して信頼を置かれる選手の1人になっている。
【写真:Getty Images】
エミル・スミス=ロウ(元U-20イングランド代表/背番号32)
生年月日:2000年7月28日(20歳)
20/21リーグ戦成績:11試合出場/0得点4アシスト
前半戦はプレミアリーグでほとんど起用されず、主戦場は控え組中心で戦ったUEFAヨーロッパリーグだった。しかし、限られた出番で猛アピールし、攻撃の起爆剤として国内リーグでもチャンスを与えられると、救世主的な活躍ぶりで主役の座に躍り出ている。
2017年のU-17ワールドカップでマンチェスター・シティのフィル・フォーデンや、現ボルシア・ドルトムントのジェイドン・サンチョらとともに世界一を経験したメンバーの1人でもある。当時のチームメイトたちに少し遅れを取ってしまったが、秘めたポテンシャルの大きさはすでにA代表まで駆け上がった同世代の選手達に匹敵する。
【写真:Getty Images】
ピエール=エメリク・オーバメヤン(ガボン代表/背番号14)
生年月日:1989年6月18日(31歳)
20/21リーグ戦成績:21試合出場/8得点1アシスト
昨季まで2年連続でリーグ戦22得点を奪ったエースストライカーは、突如としてゴール欠乏症に陥り、年末までプレミアリーグではわずか3得点。キャプテンマークを託されながら、大不振で完全にチームの足を引っ張っていた。
だが、最近になってようやく復調の兆しが見え始め、2月14日に行われたプレミアリーグ第24節のリーズ・ユナイテッド戦ではハットトリックを達成。4-2の勝利に大きく貢献した。「全盛期を過ぎた」という批判の声は、終盤戦にかけてのゴール量産で跳ね返したい。