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【写真:Getty Images】
エクトル・ベジェリン(スペイン代表/背番号2)
生年月日:1995年3月19日(25歳)
20/21リーグ戦成績:22試合出場/1得点3アシスト
大けがを克服して往時のスピードや躍動感を取り戻しつつあるが、いまだ完全復活とはいっていないのだろうか。右サイドバックでは最も信頼を置かれる存在だが、質・量ともに安定感を欠く試合もあり、メディアやファンから批判を浴びることもしばしば。
それでも最近はさらに調子を上げ、ブカヨ・サカと右サイドで好連係を披露している。インサイドとアウトサイドの使い分けも巧みだ。サッカー界屈指のファッショニスタとしても知られ、『H&M』とコラボレートしたコレクション「Edition by Hector Bellerin」を発表したことでも話題になった。
【写真:Getty Images】
ロブ・ホールディング(元U-21イングランド代表/背番号16)
生年月日:1995年9月20日(25歳)
20/21リーグ戦成績:22試合出場/0得点1アシスト
センターバックの顔ぶれは試合ごとに変わるが、そのなかでも最も多くの試合で起用され、最も安定感のあるパフォーマンスを披露しているのがホールディングだ。絶対的な武器はないものの、能力のバランスが良く、常に冷静なプレーぶりが光る。
放出候補に挙げられていた昨夏から一転、いまではチームに欠かせない守備の要となっている。だが、2月21日のマンチェスター・シティ戦で脳しんとうを起こした疑いがあり、しばらく欠場することになるだろうか。あまり知られていないが、ガールフレンドはポルトガルでプレーしているアメリカ人の女子サッカー選手で、知り合ったきっかけはインスタグラムだとか。
【写真:Getty Images】
ガブリエウ・マガリャンイス(U-23ブラジル代表/背番号6)
生年月日:1997年12月19日(23歳)
20/21リーグ戦成績:15試合出場/2得点0アシスト
昨夏、フランスのリールから鳴り物入りで加入すると、パワフルな守備で瞬く間に最終ラインの主力となった。対人戦に極めて強く、セットプレーの際は得点源にもなる打点の高いヘディングが大きな武器だ。
年末に新型コロナウイルス陽性と判定されて離脱し、1月末までベンチ生活が続くなどやや調子を崩していた。しかし、今では復活。終盤戦に向けて再びディフェンスラインを引き締める活躍が期待される。
【写真:Getty Images】
キーラン・ティアニー(スコットランド代表/背番号3)
生年月日:1997年6月5日(23歳)
20/21リーグ戦成績:18試合出場/1得点2アシスト
左サイドバックが主戦場だが、3バック採用の際は左センターバックにも対応。抜群の安定感と万能性で崩壊しかけていたアーセナルのディフェンス陣を支えていた。要求に応じて何でもソツなくこなし、涼しい顔で90分間タッチライン際を上下動し続ける。
1月末からひざの負傷で離脱していたが、無事に復帰。ティアニー不在時は右サイドが本職のセドリックが代役を務めていたが、左サイドバックは事実上代役不在のポジションとなっている。ティアニーがいなければ、アーセナルのチーム力は大幅に減退してしまう。