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【写真:Getty Images】
アーロン・ワン=ビサカ(イングランド代表/背番号29)
生年月日:1997年11月26日(23歳)
20/21リーグ戦成績:23試合出場/2得点2アシスト
マンチェスター・ユナイテッドの右サイドバックはアーロン・ワン=ビサカが不動の地位を築いている。類まれなスピードとボール奪取能力を活かし、各チームのエース封じを担っている。
代表デビューこそ実現しなかったが、9月にはイングランド代表に初めて選出された。昨年10月には、クリスタル・パレスでのトップチームデビューから4年目にして初ゴールをマーク。クロス対応などの課題を残すものの、攻撃面でのクオリティは上がっている。
【写真:Getty Images】
ヴィクトル・リンデレフ(スウェーデン代表/背番号2)
生年月日:1994年7月17日(26歳)
20/21リーグ戦成績:19試合出場/1得点1アシスト
フィジカルの強さやスピードは凡庸だが、優れた状況判断とポジショニング、的確な配球能力でユナイテッドの守備を支えている。ハリー・マグワイアとともに不動の存在で、今季はここまで公式戦28試合に出場している。
最近のユナイテッドは勝ちきれない試合が続き、守備陣のパフォーマンスが指摘されることもある。しかし、スピードに優れたエリック・バイリーは今季も怪我が多く、リンデレフを起用せざるを得ない状況が続いている。
【写真:Getty Images】
ハリー・マグワイア(イングランド代表/背番号5)
生年月日:1993年3月5日(27歳)
20/21リーグ戦成績:25試合出場/2得点1アシスト
2019年夏にDF史上最高額といわれる移籍金8000万ポンド(約108億円)の移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに加入したハリー・マグワイア。半年後にはキャプテンに就任し、不動のセンターバックとして今季はリーグ戦全試合に先発している。
強靭なフィジカルを活かした空中戦の強さが武器だが、集中力を欠くプレーも目立つ。昨年10月のトッテナム戦では自身のミスもあり、6失点を喫した。UEFAチャンピオンズリーグでもチームはグループステージラスト2試合で失点を重ねて連敗し、決勝トーナメント進出を逃している。オーレ・グンナー・スールシャール監督からの信頼は厚いが、DFリーダーとしての資質には疑問の声も上がっている。
【写真:Getty Images】
ルーク・ショー(イングランド代表/背番号23)
生年月日:1995年7月12日(25歳)
20/21リーグ戦成績:21試合出場/0得点5アシスト
11月にハムストリングを負傷し、公式戦5試合を欠場したが、ルーク・ショーは左サイドバックのファーストチョイスとして活躍している。10月にはアレックス・テレスが加入したが、指揮官はショーを重用している。
クロスやプレースキックの精度ではテレスにわずかに分があるが、総合力や安定感でショーは勝っている。怪我の多さに悩まされているが、テレスの加入により今季は負担が軽減されている。