【写真:Zoom記者会見のスクリーンショット】
2021シーズンのJリーグ開幕直前オンライン記者会見が24日に行われ、川崎フロンターレを代表して鬼木達監督が出席した。
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昨年は圧倒的な強さでJ1リーグ優勝を果たし、年間ベストイレブンのうち9選手をフロンターレの選手が占めた。中村憲剛が現役を引退し、守田英正はポルトガルへ移籍したが、チームのベースが大きく変わっていない。やはり今季期待されるのは、2018年以来となるJリーグ連覇だ。
「ハードワークをし続けることがベースにあるので、それが全てだと思っています。そのなかで自分たちのスタイル、やっぱり得点を取り続けること、そこにはしっかりとこだわりを持つ必要があると思います。
昨年の最後の方も、2連覇をしたあとの2019年も、いろいろなチームに対策されたことがありましたけれども、やはりそれを上回っていくには、ハードワークとメンタルのところ(が重要になる)。特に今年はACLもあるので過密日程になりますし、そういうもの全てをしっかりと受け入れて戦うこと。気持ちの準備と、あとは毎試合一喜一憂せず、1年トータルで考えてやっていきたいと思っています」
フロンターレが確立してきた攻撃的なパスサッカーにブレはなく、それを進化させていくことが連覇への最短経路なのだろう。鬼木監督はチームが築き上げてきたものに確固たる自信を持っている。
今季の開幕戦の相手は2019年にフロンターレの3連覇を阻止した横浜F・マリノスとなる。26日の試合は神奈川ダービーとしても注目され、他クラブに先駆けて開幕のスタートラインに立つ。
「これまでもずっとやってきましたけれども、1つひとつの細かいところ、気持ちの部分もそうですし、走って、点を取りにいくところだったりとか、あとは全員がしっかり(守備に)戻るところだとか、やるべきところをしっかりやることが、開幕戦では大事かなと思っています」
鬼木監督は「とにかく自分たちは自分たちのスタイルで戦い抜くと、そこに尽きると思うので、見ている人に喜んでもらえるようなゲームをしたい」と宣言した。攻撃的なスタイル同士のチームが激突する開幕戦に勝利し、連覇へ向けたスタートダッシュを決められるだろうか。
【了】