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Jリーグ 4年前

J2移籍まとめ(6)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

来日5年目のスペイン人守護神

ビクトル
【写真:Getty Images】

GK:ビクトル(スペイン出身/背番号1)
生年月日:1989年4月21日(31歳)
2020リーグ戦成績:34試合出場/35失点
所属クラブ:SC相模原→モンテディオ山形

 日本でのプレーは今季で5年目を迎え、すでにJリーグ通算136試合に出場している。2017年の初来日から3年間はFC岐阜に在籍し、昨季は自身初のJ3に挑んだ。そして34試合出場35失点という安定した成績を残し、相模原のJ2昇格に大きく貢献した。

 新シーズンは2年ぶりにJ2の舞台に戻るが、相模原から山形へと新天地を求めることになった。J1昇格達成に向けて大型補強を敢行した山形では、これまで以上に激しいポジション争いが待っている。昨季後半戦に正守護神として活躍して藤嶋栄介に加え、昨年9月に左ひざ前十字じん帯断裂の大怪我を負った櫛引政敏も復帰してくれば三つ巴の競争になるだろうか。

 ビクトルの武器はJ2のなかでもハイレベルなシュートストップ能力にある。鋭い反応とダイナミックなセービングを駆使し、岐阜や相模原で数々のピンチを救ってきた。今ではコーチングも日本語でスムーズにこなす。足もとの技術にやや難はあるが、ここぞの場面で頼りになる守護神だ。

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