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Jリーグ 4年前

J2移籍まとめ(4)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

サックスブルーからオレンジのユニフォームへ

中野誠也
【写真:Getty Images】

FW:中野誠也(なかの・せいや/背番号27)
生年月日:1995年7月23日(25歳)
2020リーグ戦成績:33試合出場/8得点1アシスト
所属クラブ:ジュビロ磐田→大宮アルディージャ

 2016年の全日本大学サッカー選手権大会で得点王に輝くなど、筑波大学で活躍していた中野誠也は2018年にジュビロ磐田へ入団した。加入当初は出場機会に恵まれていなかったが、ファジアーノ岡山への期限付き移籍から復帰した昨季はリーグ戦33試合に出場。キャリアハイの8得点を記録した。

 中野は身長173cmと大柄なタイプではなくポストプレーなどでは強みを発揮しないが、アジリティを兼ね備えているため、一瞬の動き出しで相手を無力化することが可能。自らが得点などで主役になれずとも、オフ・ザ・ボールのアクションで味方にスペースを供給できる点も大きな魅力と言える。

 大宮アルディージャは昨季、15位でシーズンを終えるなど低迷。FWの人選がなかなか定まらず、総得点数「52」はリーグワースト6位となるなど、攻撃力の無さが大きく響く結果になった。そのため、下部組織時代も過ごした磐田を離れた中野には、攻撃のグレードを高める働きが求められる。

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