【写真:Getty Images】
サウサンプトンに所属する日本代表MF南野拓実は20日に行われたプレミアリーグ第25節のチェルシー戦で1得点を挙げた。サウサンプトンのラルフ・ハーゼンヒュットル監督は南野のプレーに賛辞を送りつつ、守備面にはまだ課題もあると指摘している。
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サウサンプトンへのレンタル移籍から3試合連続の先発出場となった南野は前半33分、スルーパスを受けて前線に抜け出し、シュートフェイントでDFをかわしつつGKのタイミングを外して冷静に先制ゴールを流し込んだ。試合は後半にチェルシーが追いついて1-1のドローに終わったが、サウサンプトンは6連敗を止めることに成功し、南野は英メディアからも高い評価を受けている。
ハーゼンヒュットル監督は試合後に、「ボールがあるところでのプレーに関しては彼は間違いなく我々にとって当たりだ」と南野のパフォーマンスを称えた。『BTスポーツ』に語ったコメントを英紙『ミラー』が伝えている。
だが指揮官はさらに続けて、「オフザボールに関してはまだもう少しやるべきことがある。だがこれから学んでいくだろう。すぐに学べるようなことではなく、少し時間がかかるものだ」とコメント。守備の対応についてはまだ改善すべき点があると付け加えた。
『ミラー』紙は、ハーゼンヒュットル監督のコメントにはリバプールのユルゲン・クロップ監督が以前に話していた南野の問題点とも共通する部分があると指摘している。クロップ監督は南野のレンタル移籍に応じた理由を説明する中で、高さのない南野が出場している時にはセットプレーの守備に不利な部分があるとも語っていた。
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