【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティはバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの獲得に向けて巨額のオファーを提示したとも報じられたが、交渉を開始した事実はないとみられている。米『ESPN』などが伝えた。
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バルセロナ一筋のキャリアを送ってきたメッシだが、昨年夏にはクラブに契約解除を要請。最終的にバルセロナに残留したが、今季末までとなっている現在の契約は延長されておらず、去就に注目が集まっている。
パリ・サンジェルマン(PSG)などと並んで有力な移籍先候補と噂されるシティは、メッシに対してすでに来季の加入に向けたオファーを出したとも報じられた。シティで来季から2年間、その後同じグループ傘下のクラブであるMLS(メジャーリーグサッカー)のニューヨーク・シティFCで2年間プレーするという形で、報酬総額5億ユーロ(約640億円)が提示されたとの報道もあった。
だが実際にシティはメッシとの交渉を開始してはおらず、クラブ筋からの情報によれば関係者は報道に対して「怒っている」と『ESPN』は伝えた。メッシの獲得に関心を抱いているのは事実だが、メッシが今季終了後のバルセロナ退団を決めるまで待つ姿勢だとされている。
バルセロナが財政難に苦しんでいることや、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグでPSGに大敗して敗退濃厚となったショックなどもメッシの退団を後押しするのではないかとも予想されている。これからシーズン終了が近づいていく中で、どのような結論が下されるのだろうか。
【了】