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Jリーグ 4年前

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シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

昨季崩壊した守備を立て直せるか

鈴木義宜
【写真:Getty Images】

DF:鈴木義宜(すずき・よしのり/背番号50)
生年月日:1992年9月11日(28歳)
2020リーグ戦成績:33試合出場/0得点0アシスト
所属クラブ:大分トリニータ→清水エスパルス

 鈴木義宜には「鉄人」という言葉がよく似合うだろう。宮崎産業経営大学卒業後の2015年に大分トリニータへ入団した同選手は、2020シーズンまでのリーグ戦欠場数がわずか「3」。2017シーズンから2019シーズンまでは3季連続で全試合フル出場を果たしていたなど、驚異の稼働率を誇っている。

 シーズンを重ねるごとにディフェンス能力は着実に増しており、屈強なFWに簡単に競り負けることも少なくなった。相手の動きをギリギリまで見極め身体を投げ出すシュートブロックや、最終ラインから繰り出すロングフィードにも定評があるなど、センターバックとしてのスキルは非凡である。

 清水エスパルスは昨季、J1リーグワーストとなる70失点を喫するなど、守備が崩壊した。6年過ごした大分を離れ、ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督の下での更なる成長を決断した鈴木には、その守備の立て直しが求められる。新たなサポーターの期待に応えることができるか。注目したい。

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