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バルセロナ、ピケとグリーズマンが罵倒の応酬。大敗に加えて不穏な空気【欧州CL】

text by 編集部 photo by Getty Images

アントワーヌ・グリーズマン、ジェラール・ピケ
【写真:Getty Images】

 バルセロナの元スペイン代表DFジェラール・ピケとフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが、試合中に激しくお互いを罵り合う場面があったとして注目を集めている。スペイン紙『マルカ』などが伝えた。

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 バルサは現地時間16日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグの試合でパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦。前半にリオネル・メッシのPKで先制したが、キリアン・ムバッペのハットトリックなどで逆転を許してホームで1-4の大敗を喫し、敗退の危機に追い込まれる状況となった。

 負傷から約3ヶ月ぶりの復帰を果たしたピケは早速先発で出場したが、PSGに1-1の同点ゴールを許したあと、さらに劣勢が続く状況でチームに対して苛立つ様子をみせた。その叫び声は無観客試合として行われたゲームのピッチサイドのマイクに拾われていた。

 ピケはチームに対してもっとポゼッションを高めるべきだということを激しい言葉で主張。グリーズマンはピケに「落ち着け、叫ぶな」と呼びかけたが、その後は両者がお互いに向けて罵倒の言葉を繰り出し、DFクレマン・ラングレが割って入り仲裁を試みる事態となった。

 厳しい試合の中で一時的に熱くなっただけであったとしても、大敗に加えてチームメート同士が衝突を演じたことはチームを取り巻く雰囲気をさらに不穏なものとする結果をもたらしてしまうかもしれない。

【了】

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