3年半ぶり復帰のハードワーカー
【写真:Getty Images】
MF:長沼洋一(ながぬま・よういち/背番号41)
生年月日:1997年4月14日(23歳)
前所属: 愛媛FC(※期限付き移籍から復帰)
2020リーグ戦成績:39試合出場/2得点4アシスト
2016年にサンフレッチェ広島ユースからトップチームへ昇格するも、1年目は公式戦出場なし。2017年も出番はほとんどなく、シーズン途中からモンテディオ山形へ期限付き移籍した。その後は2018年にFC岐阜、2019年から2年連続で愛媛FCとレンタルを繰り返し、3年半ぶりに広島のユニフォームに袖を通す。
東京五輪世代の代表には立ち上げ当時から継続的に招集され、複数ポジションをこなすハードワーカーとして重宝されてきた。しかし、J1でチャンスを掴めない年が続いたこともあってか、2020年1月のAFC U-23選手権出場メンバーからは漏れ、五輪出場はやや遠のいた感がある。
とはいえJ2で着実に実績を積み重ね、愛媛時代は1年目にリーグ戦33試合、2年目の昨季は39試合に出場した。レンタル先での成長や手応えを広島に持ち帰り、持ち前のユーティリティ性とハードワークに磨きをかけて、過去最高レベルのポジション争いに挑む。
【了】