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ギュンドアン“偽9番”成功を喜ぶグアルディオラ。「以前から言っていた。笑われていたが…」

text by 編集部 photo by Getty Images

イルカイ・ギュンドアン
【写真:Getty Images】

 マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンの“偽9番”起用が成功を収め始めたことを喜んでいる。英『BBC』や地元紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』などが同監督のコメントを伝えた。

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 FW陣の負傷離脱もあって“偽9番”として起用されるようになったギュンドアンは得点力が開花し、12月半ば以降のプレミアリーグ12試合で11得点を記録。これまでのキャリアで6点が最高だった自身の年間最多得点を一気に更新し、数字を伸ばし続けている。

 13日に行われたトッテナム戦でも、先制点となるPKの獲得に加えて自ら2ゴールを挙げる大活躍。「明らかなPKだったし、その後2点を決めてくれた。良いタイミングで走り込むことができた」とグアルディオラ監督もそのプレーを称えた。

「彼はストライカーや偽9番のようにプレーできると私は何度も言っていた。周りは私のことを笑っていたよ。実際にやっていなかったので私としてもそれは理解できることだったが、彼にはゴール前に入り込むセンスがある」と監督はコメント。「先月(1月)は月間最優秀選手を受賞したが、2月もこういうプレーを続ければまた受賞できるだろうね」と活躍を喜んでいる。

「今の彼はよりストライカーの近くでプレーしている。彼にはボックスへ入り込む動きの驚異的なセンスがある。そしてフィニッシュだ。2点目のようなシュートを打てば(ウーゴ・)ロリスも止められない」とギュンドアンの能力に賛辞を送った。

 だがトッテナム戦では2ゴールを挙げたあと負傷した様子で交代を余儀なくされた。「明日か明後日に様子を見る。彼は筋肉が張っていたと話していた。気が付くことができたのは賢明だったが、これから見てみよう」とグアルディオラ監督は、コンディションについては今後の経過次第だという見通しを示している。

【了】

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