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Jリーグ 4年前

ヴィッセル神戸、期待の新戦力5人。名門フラメンゴ産のレバンドフスキ、J1初挑戦の若きMFは爪痕を残せるか

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

福岡で手にした自信を力に

増山朝陽
【写真:Getty Images】

MF:増山朝陽(ますやま・あさひ/背番号37)
生年月日:1997年1月29日(24歳)
前所属:アビスパ福岡
2020リーグ戦成績:36試合出場/5得点1アシスト

 増山朝陽は2015年、当時ネルシーニョ監督が率いていたヴィッセル神戸に加入した。しかし、レベルの高いJ1でなかなか出番を得られず、2017年にレンタル移籍した横浜FCでも不発。神戸復帰後は右膝前十字靭帯損傷の大怪我に泣かされることもあるなど、プロ入り後は苦難の日々を過ごしていた。

 しかし、昨季は期限付きで加入したアビスパ福岡でブレイク。第5節で初スタメンを飾ると、以降もコンスタントに出場機会を得ており、攻守においてアグレッシブなプレーを続けた。結果的に増山はリーグ戦36試合に出場し、自身最多となる5得点をマーク。チームのJ1昇格を支えていた。

 福岡で自信をつけた増山にとって、神戸に戻ってきた2021シーズンは勝負の一年になるだろう。前線の古橋亨梧とドウグラスの存在が固いと考えた場合、増山は新加入リンコンらと定位置を争うことになると予想されるが、自慢の速さを生かした突破力でサポーターに歓喜を届けられるだろうか。

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