【写真:Getty Images】
レアル・マドリードのトップチーム所属選手に負傷者などが続出している状況で、英紙『デイリー・メール』はその穴を埋める存在として下部組織の有望な若手選手たちを7日付記事で紹介した。17歳の日本人MF中井卓大もその一人としてピックアップされている。
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6日に行われたウエスカ戦でもBチーム所属の選手数人をベンチに入れていたマドリーだが、さらにDFアルバロ・オドリオソラも負傷し、MFトニ・クロースは警告累積で出場停止。9日に予定されるラ・リーガ第1節順延分のヘタフェ戦では、出場可能なトップチーム所属選手がGK2人を含めた12人のみになる可能性もあると見込まれている。
冬の移籍市場ではMFマルティン・ウーデゴールやFWルカ・ヨビッチをレンタルに出す一方で新たな補強は行わず、選手層は薄くなっている状況。そこに負傷なども重なり、シーズン終盤戦にかけて下部組織の選手に頼る必要も出てくるかもしれない。
『デイリー・メール』ではマドリー下部組織の有望株として特に6人の選手に注目。すでにトップチームで出場やベンチ入りしているDFビクトル・チュスト、DFミゲル・グティエレス、MFアントニオ・ブランコ、MFセルヒオ・アリバス、FWマービン・パクの5人に加えて、17歳の“ピピ”こと中井も選んでいる。
中井は「そのスキルでマルセロを驚かせた日本人スター」であるとして、数年前にマドリー少年チームの練習を訪問したブラジル代表DFが中井の足技に驚嘆した様子の動画も紹介。すでにトップチームの練習も経験していること、Bチームのラウール・ゴンサレス監督にも強い印象を与えていることなどに言及し、「大きなことを成し遂げそうだ」と見通しを示している。
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