【写真:Getty Images】
ヘタフェのMF久保建英は現地時間6日、ラ・リーガのセビージャ戦に先発した。スペインメディアが同選手のパフォーマンスを採点している。
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ヘタフェに加入してから定位置を獲得している久保は、この日も先発で出場。キックオフ時は左サイドに入った。ただ、相手は強豪セビージャ。ヘタフェは押し込まれる展開になり、久保が持ち味を発揮できる状況はなかなか訪れなかった。
それでも前半を0-0で終えたヘタフェ。少ないチャンスをいかしていきたいところだったが、54分に大きなアクシデントが発生してしまう。センターバックのジェネが危険なファウルで退場となったため、ヘタフェは前を削って守備を整えるしかなくなってしまう。その犠牲になったのが久保だった。
その後67分に先制を許したヘタフェは、さらに終盤に2失点。0-3で敗れている。
得点経過を見ると接戦にもみえるが、内容は完全にセビージャのゲームだった。それだけに、スペインメディアの採点は、セビージャとヘタフェで大きな差がついている。
4段階評価の『マルカ』は、退場したジェネと右サイドバックのダミアンを「星なし」の最低評価を下した。久保を含むそのほかの全選手が下から2つめの評価である「星1」となっている。
10点満点評価の『ホルナーダ・ペルフェクタ』は、久保に「5」の採点。良く言えばマクシモビッチの「6」に次ぐチーム2位タイの評価だが、チーム全体のパフォーマンスが優れず、悪い意味で目立つことはなかったという見方もできる。実際、同メディアは「多少のきらめきはあったが、スソと対峙したダミアンをほどんどサポートできず、早めに交代した」と寸評を記した。
デビュー戦で好印象を残したあとはインパクトを残せていない久保。ビジャレアルからヘタフェに移ったということは、これまでよりも守る戦いが増えるということだが、その中でもしっかりとアピールを続けていきたいところだ。
【了】