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橋岡大樹、シント=トロイデンで入団会見。CBで勝負、目標は大きく「W杯やCLに出たい」

text by 編集部 photo by STVV

橋岡大樹
【写真:シント=トロイデンVV】

 浦和レッズからベルギー1部のシント=トロイデンVVへ期限付き移籍が決まった日本代表DF橋岡大樹は、4日に現地からオンライン入団会見に臨んだ。

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「前々から自分のなかで海外で挑戦してみたい気持ちが強かったので、いつ出るのかは迷いましたけど、このタイミングで出られることになったので、悩まず『出たい』とチーム(浦和)にも言いました」

 プロになる前から海外挑戦を意識し、英語の勉強などにも地道に取り組んできた。そして、レッズのトップチームに昇格してから3年の実績を積み、満を持してベルギーに渡る。「自分のプレーが世界で通用するか知りたかったですし、自分のなかで日本を出て世界の体のデカい人たちとやって、ここからもっともっとできるようになって、ワールドカップやCLに出たい気持ちがあった」と、シント=トロイデンVV移籍に至った理由を説明した。

 ウィンターブレイク前に監督交代に踏み切り、ピーター・マース監督が就任。最近は新体制が軌道に乗り始め、5-3-2の布陣も定着。守備的なポジションを複数こなす橋岡には様々な起用法が想定される。しかし、本人は「センターバックでやりたい」と力強く宣言した。

「自分の強みでもある対人の強さ、ヘディングの強さ、アグレッシブなところがどれだけ通用するか楽しみにしています。ベルギーリーグは個人能力が高いのはもともと知っていたので、そこで自分の強みがどれだけ通用するかはものすごく楽しみです」

「僕はACLでも色々な有名な凄い選手ともやってきましたけど、そういうところで自分に自信もついてきました。速い選手や強い選手とやってきて、自分は絶対にもっとできるという気持ちがあったので、自信はあります」

 東京五輪を約半年後に控えたタイミングでの覚悟の移籍。背番号は「4」に決まった。「中学、高校と4番が好きで着けていて、プロに入っても4番をつけられてものすごく嬉しい」と新たな挑戦に燃えている。チームへの合流にはまだ目処が立っておらず、デビューはもう少し先になりそうだが、シント=トロイデンVVにとって12人目の日本人選手となった橋岡のさらなる飛躍に期待したい。

(文:舩木渉)

【了】

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