【写真:Getty Images】
冬の移籍市場で補強を行わなかったレアル・マドリードは、新戦力が必要であれば下部組織に目を向けるしかないとして、スペイン紙『アス』は注目の若手選手たちを3日付記事でピックアップ。日本人MF中井卓大もその一人として選ばれている。
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現地時間1日で冬の移籍市場は終了したが、マドリーが新たな選手を獲得することはなかった。MFマルティン・ウーデゴールがアーセナルへ、FWルカ・ヨビッチがフランクフルトへレンタルで移籍したため、シーズン前半戦よりもやや選手層が薄い状況となる。
だが今後ジネディーヌ・ジダン監督が新たな戦力をトップチームに加える必要が生じたとすれば、下部組織には有望な若手選手も多い。アカデミーからの抜擢こそがマドリーの「プランB」であるとして、スペイン紙は11人の選手を選んでフォーメーションの形を組んでいる。
MFセルヒオ・アリバスやDFビクトル・チュストなどはすでに今季トップチームにデビュー。他にもBチームにあたるカスティージャから計8人、「フベニルA」から2人が選ばれる中で、中井は唯一「フベニルB」から最年少の17歳で「カンテラの豪華イレブン」と名付けられたリストに名を連ねた。
“ピピ”の愛称で知られる中井はトップチームの練習に呼ばれてジダン監督からの指導もすでに受けており、「非常に創造的な10番」だと紹介。「ウーデゴールのように中に切れ込む」とも表現され、下部組織でも特に突破力に優れる選手の一人だと評されている。
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