【写真:Getty Images】
欧州各国の冬の移籍市場が現地時間1日で終了した。この冬に他のクラブへ移った選手の中で最も高い市場価値を持っていると評価される選手は、レアル・マドリードからアーセナルにレンタルされたノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールとなった。
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スペイン紙『アス』では、大手データサイト『transfermarkt』による評価額に基づいて冬に移籍した選手の市場価値ランキングを作成。2日付記事でそのトップ10を紹介している。
1位のウーデゴールは評価額4000万ユーロ(約50億6000万円)。今季から復帰したマドリーでは前半戦に十分な出場機会を得ることができず、レンタルの形でアーセナルに新天地を求めた。
3000万ユーロ(約37億9000万円)で2位に並ぶのはアトレティコ・マドリードがリヨンからのレンタルで獲得したフランス人FWムサ・デンベレと、ウェスト・ハムからアヤックスへ完全移籍したコートジボワール代表FWセバスティアン・ハラー。RBライプツィヒがザルツブルクから獲得したハンガリー代表MFソボスライ・ドミニクと、リバプールがシャルケからのレンタルで獲得したトルコ代表DFオザン・カバクが2500万ユーロ(約31億6000万円)で続いた。
ビジャレアルからヘタフェへレンタル先を変更した日本代表MF久保建英も、8位タイの評価額2000万ユーロ(約25億3000万円)でトップ10入り。FWルカ・ヨビッチ(マドリーからフランクフルトへ)やFWウィリアン・ジョゼ(レアル・ソシエダからウォルバーハンプトンへ)などと同額で並んでいる。
だがウーデゴールやデンベレ、久保なども含めて、ランキング上位選手の中にもレンタルで移籍した選手は多い。新型コロナウイルスの影響による市場全体の縮小もあり、高額移籍金での完全移籍の例は多くはなかった。実際に移籍金が支払われた取引としては、ウェスト・ハムがブレントフォードから獲得したアルジェリア代表FWサイード・ベンラーマの約2300万ユーロ(約29億円)がこの冬の最高額だったとされている。
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