【写真:Getty Images】
フランス1部のマルセイユは2日、記者会見で辞任の意志を表明したアンドレ・ビラス=ボアス監督を暫定的な停職処分とすることを発表した。
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ビラス=ボアス監督は現地時間2日に行われた会見で、クラブに辞任の意志を伝えたと表明。「スポーツ面での方針に同意できない」ことが主な理由であると語った。特に1日にセルティックからの加入が決定したMFオリヴィエ・エンチャムに関しては、監督自身は獲得を望んでいなかった選手であり、獲得決定をメディア報道で初めて知ったのだという。
これに対しクラブは、現時点では同監督の辞任を受け入れるのではなく暫定的な停職とすることを発表。「クラブと職員らを深刻に傷つけるような行動と態度が繰り返された」とことが理由であるとし、特に問題の会見は「受け入れられない」ものだったと述べている。
ビラス=ボアス監督に対する今後の扱いに関しては「規律手続きを経て処分を下すかどうかについて決定する」とされている。フランスメディアでは、いずれにしても同監督がマルセイユを去ることは確実だが、クラブから損害賠償を請求される可能性があるとの見方も伝えられている。
DF酒井宏樹とDF長友佑都も所属するマルセイユは、ピッチ上でもリーグ戦最近8試合で1勝のみと苦戦。さらに先週末には練習場で過激サポーターが起こした暴動事件により試合が中止されるなど騒動が相次いでいる。
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