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19/20年最高額移籍は誰だった? サッカー選手移籍金ランキング11~15位。いまや欧州一? まさに救世主の男とは

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

13位:モウリーニョに嫌われかけたが…

タンギ・エンドンベレ
【写真:Getty Images】

MF:タンギ・エンドンベレ(フランス代表)
生年月日:1996年12月28日(24歳)
所属クラブ:リヨン→トッテナム
移籍日:2019年7月2日(当時22歳)
移籍金:6000万ユーロ(約72億円)
初年度のリーグ戦成績:21試合出場/2得点2アシスト

 リヨンで台頭してトッテナム移籍を果たし、大きな期待を背負ってシーズン開幕を迎えた。しかし、プレミアリーグになかなか順応できず、躍動感あふれるプレーは鳴りを潜めたままに。しだいに強烈な批判を浴びるようになり、ジョゼ・モウリーニョ監督からの信頼も失ってしまった。

 2020年夏には新たな活躍の場を求めての移籍も噂されたが、トッテナムで信頼を回復すべく決意の残留。すると状況は大きく変わった。昨季とは違い、2年目の今季はトップ下で起用されるようになるとアグレッシブなプレーぶりで攻守に大車輪の働きを披露している。

 1年目はプレミアリーグのリズムに馴染めなかったばかりか、細かい負傷やコンディション調整の失敗も祟った。心を入れ替えて臨んだシーズンで、加入当初に期待されたような活躍ぶりを見せたことで再び評価が上がっている。今年は2年ぶりのフランス代表復帰も十分にありそうだ。

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