【写真:Getty Images】
ベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)は、FW鈴木優磨の試合中の行為などが新型コロナウイルス感染症拡大対策のプロトコルに違反したとしてリーグから罰金処分を下された。リーグ公式ウェブサイトが30日付で発表している。
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STVVは27日に行われたジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第22節の試合でヘントと対戦。前半にSTVVが先制したが、後半アディショナルタイムにGKシュミット・ダニエルによるオウンゴールでヘントが同点として1-1で引き分けた。鈴木は先発で出場し、81分に交代するまでプレーしていた。
この試合では、両チームがそれぞれゴールを決めた際に選手たちが抱き合って喜ぶなどしたことが感染症プロトコルの違反とみなされた。だがSTVVについてはそれに加えて、鈴木による「唾吐き」も処分理由だとされている。ベルギーメディアによれば鈴木は相手選手と口論となった際に相手の方に向けて唾を飛ばしたように見え、主審やVARは見逃していたが、その後リーグによりプロトコル違反と判定されたとのことだ。
ヘントとSTVVはそれぞれ罰金5000ユーロ(約63万5000円)の処分を下された。その他の4クラブにもプロトコル違反による罰金処分が下されており、徴収された罰金は現地の保健機関に寄付されるという。だがシーズン途中から導入されたプロトコル違反による罰金は契約に定められていないとして、選手協会から異論も出ているとベルギーメディアは伝えている。
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