1位:新監督の下で変化なるか
【写真:Getty Images】
MF:カイ・ハフェルツ(ドイツ代表)
生年月日:1999年6月11日(21歳)
所属クラブ:レバークーゼン→チェルシー
移籍日:2020年9月4日(21歳)
移籍金:8000万ユーロ(約96億円)
20/21リーグ戦成績:17試合出場/1得点3アシスト
レバークーゼンではまさにスーパーな存在だった。メスト・エジルのような繊細なテクニックとインテリジェンス、ミヒャエル・バラックのような力強さを武器にゴールとアシストを大量生産。最終的には20代前半ながら公式戦150試合出場46得点31アシストという申し分ない成績を残している。
当然、ドイツ期待の若手MFには多くのビッグクラブが注目した。そんな中、同選手は昨年にチェルシーへの加入を決断。移籍金はチェルシー史上最高額となる8000万ユーロ(約96億円)となっている。なお、20/21シーズンの移籍市場においても最も高額な移籍金ということになった。
ところが、21歳のMFは期待を裏切っている。ここまで得点やアシストが少なく、パフォーマンスレベルもなかなか上がってきていない。チェルシーはフランク・ランパード監督を解任し、トーマス・トゥヘルを新監督に迎えたが、それによりこの男の調子も上向くのか。注目したいポイントである。
【了】