13位:移籍のたびに大騒動を起こす男
【写真:Getty Images】
FW:ネイマール(ブラジル代表)
生年月日:1992年2月5日(28歳)
所属クラブ:サントス→バルセロナ
移籍日:2013年6月3日(当時21歳)
移籍金:8820万ユーロ(約105億8000万円)
初年度のリーグ戦成績:26試合出場/9得点10アシスト
16歳でサントスとプロ契約を結び、その才能には早くから注目が集まっていた。2011年のFIFAクラブワールドカップでは、のちに移籍することになるバルセロナとも対戦。いつ欧州へ移籍してもおかしくない存在だったが、2013年夏にバルセロナと正式契約を締結した。
この取引では当初、移籍金が5700万ユーロ(約68億円)とされていたが、実はそれよりもはるかに高い金額だったことがのちに判明。バルセロナのサンドロ・ロセイ会長(当時)が粉飾決済の疑いで裁判所に告発され、会長職からの辞任につながった。
結局、裁判によって移籍金5710万ユーロ(約68億円)の他に3000万ユーロ(約36億円)近い費用が発生していたことが判明。保有権の一部を持っていた投資ファンドなども巻き込み、長きにわたって法廷で争われる、いわくつきの移籍劇となった。
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