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【写真:Getty Images】
ルカ・チガリーニ(元イタリア代表/クロトーネ)
生年月日:1986年6月20日(34歳)
市場価値:80万ユーロ(約9600万円)
20/21リーグ戦成績:6試合出場/0得点1アシスト
パルマやアタランタ、ナポリといった国内クラブだけでなく、セビージャ時代に海外でのプレーも経験している歴戦のレジスタ。3年間過ごしたカリアリで昨季後半戦に居場所を失い、今季からセリエA昇格組のクロトーネへ移籍した。
守備力に定評があり、パスさばきもシンプルでミスが少ない。新天地では序盤から中心選手として活躍していたが、昨年11月下旬からふくらはぎの負傷を抱えて長期離脱を強いられている。セリエAで通算350試合以上に出場している実力者ながら、2011年に1試合ベンチ入りしたのみでイタリア代表にはほとんど縁がなかった。
【写真:Getty Images】
マルコ・パローロ(元イタリア代表/ラツィオ)
生年月日:1985年1月25日(35歳)
市場価値:150万ユーロ(約1億8000万円)
20/21リーグ戦成績:10試合出場/0得点1アシスト
中盤全域をカバーする豊富な運動量と、多様な役割をこなせるユーティリティ性が売りのハードワーカーだ。30代半ばになってもスタミナの減退を感じさせず、若手と同等かそれ以上の走行距離を叩き出すこともしばしば。
29試合の出場に終わった昨季でリーグ戦30試合以上出場の記録が途切れてしまったとはいえ、ピッチに立てば高いクオリティのプレーを保証し、チームリーダーの1人としても重要な存在であり続けている。イタリア代表では通算36キャップを積み重ねた。
【写真:Getty Images】
シモーネ・ミッシローリ(元U-20イタリア代表/SPAL)
生年月日:1986年5月23日(34歳)
市場価値:120万ユーロ(約1億4400万円)
20/21リーグ戦成績:18試合出場/0得点1アシスト
2012/13シーズンにサッスオーロでクラブ史上初のセリエA昇格に貢献し、長らく同クラブを中心選手として支えた。痩身の司令塔はインサイドハーフなら抜群の推進力で攻撃にアクセントを加え、アンカーなら的確なパスさばきでゲームを組み立てる。
昨季は在籍2年目だったSPALを降格の危機から救えず、今季は8年ぶりにセリエBの舞台で戦っている。レッジーナのトップチームでデビューしたばかりの駆け出しだった頃、当時18歳のミッシローリは中村俊輔と同じピッチに立って共に戦った経験を持っている。