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【写真:Getty Images】
ラウル・ベッラノーヴァ(U-21イタリア代表/ペスカーラ)
生年月日:2000年5月17日(20歳)
市場価値:90万ユーロ(約1億800万円)
今季リーグ戦成績:14試合出場/0得点0アシスト
4歳でサッカーを始め、2006年にミラン下部組織入団。そこから順調に成長し、トップチーム昇格を手に掴みかけていた。しかし、若きDFは2018/19シーズンにミランからの契約延長オファーを断り2019年にボルドーへ移籍。その後フランスでは活躍できず、現在はペスカーラでプレーしている。
そんな同選手は3年前、ユベントスとの試合後にクリスティアーノ・ロナウドと写真撮影し、それを友人に送信。友人はその写真をSNSにアップしたのだが、その背後に全裸のジョルジョ・キエッリーニが映っていたことで問題となったのだ。若きDFはその後、キエッリーニに謝罪している。
【写真:Getty Images】
マッテオ・ロヴァート(U-21イタリア代表/エラス・ヴェローナ)
生年月日:2000年2月14日(20歳)
市場価値:700万ユーロ(約8億4000万円)
今季リーグ戦成績:15試合出場/0得点0アシスト
パドヴァやジェノアの下部組織で経験を積み、昨年1月にエラス・ヴェローナに加入。昨季はほとんど出番がなかったが、今季はローマへ去ったマラシュ・クンブラの後継者として継続的にプレーしている。冨安健洋同様、今セリエAで注目を集めるセンターバックの一人であると言えるだろう。
身長188cm・体重74kgと大柄で、空中戦の強さは目を見張るものがある。かといってスピードがないわけでもなく、マッツ・フンメルスに触発されたという右足のフィードセンスも非凡と、20歳ながらCBとして高い総合能力を誇っている。近い将来のビッグクラブ入りも夢ではないだろう。
【写真:Getty Images】
アンドレア・カルボーニ(U-20イタリア代表/カリアリ)
生年月日:2001年2月4日(19歳)
市場価値:300万ユーロ(約3億6000万円)
今季リーグ戦成績:6試合出場/0得点0アシスト
10歳でカリアリの下部組織に入団し、昨年夏にトップチーム昇格を果たしている。パススキルはまだまだ磨いていく必要がありそうだが、1対1に強く、センターバックとサイドバックの両方を高質にこなす点が大きな魅力だ。ちなみにアイドルはフィルジル・ファン・ダイクだと明かしている。
そんなカリアリ期待のDFは幼少期、サッカーとは別に柔術を習っていたそうで、10歳の時には黒帯になっていたという。「自分自身を守ることはもちろん、何よりも相手を尊重することを教えてくれた」と当時を振り返っている。競技は違うが、対人戦の強さはその経験からきているのかも?
【写真:Getty Images】
リッカルド・カラフィオーリ(U-20イタリア代表/ローマ)
生年月日:2002年5月19日(18歳)
市場価値:250万ユーロ(約3億円)
今季リーグ戦成績:2試合出場/0得点0アシスト
ローマ生まれ、ローマ育ちというイタリア首都クラブのバンディエラ候補だ。身長183cmと本職サイドバックの選手としては大柄で対人守備に自信を持っており、左右両足を遜色なく使いこなすなどビルドアップにおいても存在感を発揮できる。イタリアのSB不足を解決し得る選手と言えるだろう。
9歳でローマ下部組織に加入し順調に成長。2018年には選手生命が危ぶまれる大怪我を負ったものの、そこから見事に這い上がり昨年にトップチーム昇格を掴み取っている。そんな同選手は先月にローマと2025年までの長期契約を締結。「信じられないほど幸せだよ」と言葉を残していた。