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【写真:Getty Images】
ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ)
生年月日:1993年8月4日(27歳)
市場価値:2200万ユーロ(約26億円)
20/21リーグ戦成績:17試合出場/0得点3アシスト
ジョバンニ・ディ・ロレンツォはセリエCからセリエAの強豪クラブまでステップアップを果たした、叩き上げの右サイドバックだ。17/18シーズンにエンポリのセリエA昇格に貢献すると、その1年後にナポリへ完全移籍。19年10月にはイタリア代表デビューも果たし、コンスタントに起用されている。
183cmと上背があり、サイドバックだけでなくセンターバックでもプレーが可能。空中戦にも強く、最終ラインからの配球力にも優れている。17年12月にわずか40万ユーロ(約4800万円)だった市場価値は、約3年で50倍以上に膨れ上がっている。
【写真:Getty Images】
アレッサンドロ・バストーニ(インテル)
生年月日:1999年4月13日(21歳)
市場価値:5000万ユーロ(約60億円)
20/21リーグ戦成績:16試合出場/0得点2アシスト
イタリア代表の将来を担うと期待されるアレッサンドロ・バストーニ。左足からのフィードや持ち運びなど、攻撃面に特徴があるセンターバックで、昨年11月にはイタリア代表でもデビューを飾っている。
アタランタの下部組織で育ち、17歳のトップチームデビューから間もなくインテルが3000万ユーロ(約36億円)の移籍金で獲得した。翌シーズンはそのままアタランタに残り、次のシーズンはパルマでプレー。昨シーズンからアントニオ・コンテ監督の下、インテルでプレーしており、ディフェンス面で成長の跡を見せている。
【写真:Getty Images】
アレッシオ・ロマニョーリ(ACミラン)
生年月日:1995年1月12日(26歳)
市場価値:3600万ユーロ(約43億円)
20/21リーグ戦成績:14試合出場/1得点1アシスト
23歳で伝統あるACミランのキャプテンに就いたアレッシオ・ロマニョーリ。かつてフランコ・バレージやパオロ・マルディーニが背負った重責を担い、前半戦を首位で折り返したミランを牽引している。
読みの鋭さと的確なカバーリングが光るセンターバックで、正確さのある左足のキックにも定評がある。ローマの下部組織出身で、期限付き移籍したサンプドリアで台頭してミランにやってきた。昨季終盤に負ったふくらはぎの怪我の影響で今季は出遅れたが、層が薄いポジションとあって復帰後はフル稼働を続けている。
【写真:Getty Images】
レオナルド・スピナッツォーラ(ローマ)
生年月日:1993年3月25日(27歳)
市場価値:2300万ユーロ(約28億円)
20/21リーグ戦成績:16試合出場/1得点4アシスト
ユベントスの下部組織で育ったレオナルド・スピナッツォーラは、期限付き移籍で様々なクラブでのプレーを強いられた。16/17シーズンにアタランタでレギュラーを獲得し、イタリア代表でもプレーしたが、ユベントスの選手層に割って入ることはできず。19/20シーズンにローマへ完全移籍している。
右利きだが、左サイドバックをこなす姿はかつてのジャンルカ・ザンブロッタと重なる。昨季はベンチを温める時期もあったが、今季は左ウイングバックとしてフル稼働。前半戦だけで4アシストをマークしている。