【写真:Getty Images】
コパ・スダメリカーナ決勝のラヌース対デフェンサ・イ・フスティシア戦が現地時間23日に行われ、デフェンサが3-0の勝利を収めて優勝を飾った。
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南米のクラブチームの大会としてはコパ・リベルタドーレスに次いで重要なものとなるコパ・スダメリカーナ。初のアルゼンチン対決となった決勝ではデフェンサが快勝し、クラブ史上初となるメジャータイトルを獲得した。
デフェンサを率いるのは現役時代にアルゼンチン代表や欧州ビッグクラブでストライカーとして活躍したエルナン・クレスポ氏。同監督にとっても指導者キャリアで初のタイトル獲得となった。
例年であれば、コパ・スダメリカーナの優勝チームは夏に来日してJリーグカップ王者と対戦する。今月4日のルヴァンカップ決勝ではFC東京が柏レイソルを下して優勝を飾ったが、デフェンサとの対戦が実現するかどうかは定かではない。
Jリーグカップ王者とコパ・スダメリカーナ王者の対戦は2008年から毎年開催されてきたが、2020年大会は東京五輪が同時期に予定されていたため開催されないことが2019年10月に決定された。2021年度の開催については「決まり次第お知らせします」と日本サッカー協会は発表していたが、新型コロナウイルスの影響により東京五輪自体も今夏に延期された状況であり、現時点で開催は不透明だ。
アルゼンチン現地メディアでは、デフェンサは日本を訪れてFC東京と対戦することになるという見通しが伝えられている。『ESPN』などが伝えた試合後のドレッシングルームの映像では、デフェンサの選手たちも「日本へ行こう」と歌いながら勝利を祝っていた。
一方で、デフェンサはこの優勝によりFIFAクラブ・ワールドカップの出場権を獲得できる可能性があるとも予想されている。クラブW杯は2022年以降の大会から24チームに拡大される予定であり、6枠が与えられる南米代表の決定方法は未発表だが、コパ・スダメリカーナ王者も含まれることになるかもしれない。
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