【写真:ⒸGetafe C.F.】
スペイン1部のヘタフェに加入した日本代表MF久保建英は、プレーだけではなくピッチ外でもクラブに大きな恩恵をもたらしたとして注目されている。スペイン紙『アス』が22日付で伝えた。
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ビジャレアルで出場機会を失っていた久保は冬の移籍市場でレアル・マドリードからのレンタル先を変更してヘタフェに加入。デビューからの2試合で好プレーを見せ、低迷していたチームにとって今季初となる2連勝に貢献した。
「久保の加入はスポーツ面でも巨大な動きだった。ホセ・ボルダラス(監督)は彼のようなタイプの選手を必要としていた。2連勝の両方でキープレーヤーだった」と『アス』紙は久保を称賛。その上で、「メディア的なインパクトも同じくらい大きかった」としている。
「日本人選手の場合はいつものこと」だが、久保の場合もやはり日本のメディアやファンからクラブに対する注目度が爆発的に高まったという。すでに日本のテレビ局3局からクラブに取材の申し込みがあったほか、日本人記者からの試合の取材申請も殺到したと伝えられている。
SNS上でも、久保の入団を発表したツイートにはリツイート3000以上、「いいね」1万2000以上など、ヘタフェの通常の投稿とは桁違いの反応が引き起こされた。後日行われた入団会見の動画も、再生回数は同日に会見したMFカルレス・アレニャの4倍以上となり、すでにヘタフェの公式チャンネルで再生回数歴代12位にランクインしている。
マーケティング面でもクラブに大きな利益がもたらされると見込まれ、久保の獲得はヘタフェにとって「大儲けの取引」だったと現地紙は評価。まだ加入して日は浅いが、すでにピッチ内外の両面で大きな反響が引き起こされている。
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