ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、サウジアラビアからの高額オファーを断ったようだ。英『テレグラフ』が現地時間22日に伝えたことを『デイリー・メール』などが取り上げた。

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　報道によると、オファーを出したのはサウジアラビアのサッカークラブではなく観光局。同国を訪れる観光客に向けた広告塔としてC・ロナウドに巨額の契約を打診した。全てのプロモーション資料でC・ロナウドの写真を掲載できることに加え、C・ロナウド本人がサウジアラビアを訪れるという条件で、年間530万ポンド（約7億5000万円）を提示したと伝えられている。

　しかし、C・ロナウド側はすでにこれを断ったとのことだ。

　さらにサウジアラビアの観光局は、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシにも同じような契約を打診したという。ただ、こちらについては交渉がどうなったか分かっていない。

　サウジアラビアは昨年12月、著名な女性人権活動家のロウジャン・ハズルール氏に実刑判決を言い渡すなどして、各国から非難の声があがっている。そういった状況下でスポーツ界のスーパースターを広告に採用してイメージ回復を目指しているものとみられるが、いまのところうまくいっていないようだ。

【了】