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日本代表 4年前

ベテラン日本代表最高額ベストイレブン。34歳以上から市場価値で選出、大阪出身&生年月日が全く一緒の2人とは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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家長昭博
【写真:Getty Images】

家長昭博(元日本代表/川崎フロンターレ)
生年月日:1986年6月13日(34歳)
市場価値:140万ユーロ(約1億6800万円)
2020リーグ戦成績:29試合出場/11得点4アシスト

 本田圭佑とは生年月日が全く同じで、ガンバ大阪ジュニアユース時代の同期でもある。当時からライバルとして意識し合っていたようだ。だが、今現在のサッカー選手としてのクオリティは家長昭博が優っていると言えそうだ。

 2020年はJ1リーグ戦で4年ぶりの二桁得点を達成し、川崎フロンターレで3度目のリーグ優勝に大きく貢献した。2018年以来のJリーグ年間MVPに推す声もあったほど、ピッチに立った時の存在感は圧倒的だった。30代中盤になっても近寄ってくるディフェンスを片手で吹き飛ばすようなフィジカルの強さと、繊細なテクニックを維持し続けている。

岡崎慎司
【写真:Getty Images】

岡崎慎司(日本代表/ウエスカ)
生年月日:1986年4月16日(34歳)
市場価値:120万ユーロ(約1億4400万円)
20/21リーグ戦成績:14試合出場/1得点0アシスト

 今季は念願叶って自身初のラ・リーガ1部参戦を果たしたが、なかなか結果が出ずに苦しんでいる。ウエスカは得点力不足に悩まされて最下位に沈んでおり、つい先日監督交代があったばかりだ。ミチェル監督のもとではエースとして重宝されたが、パチェタ新監督の就任で立場に変化が生まれるかもしれない。

 2015/16シーズンにはレスター・シティの一員として奇跡的なプレミアリーグ優勝も経験したストライカーは、欧州で3ヶ国目となるスペインで何を残せるだろうか。ウエスカを1部残留に導くことができれば、クラブの歴史に名を刻めるはずだ。

興梠慎三
【写真:Getty Images】

興梠慎三(元日本代表/浦和レッズ)
生年月日:1986年7月31日(34歳)
市場価値:160万ユーロ(約1億9200万円)
2020リーグ戦成績:30試合出場/10得点0アシスト

 2020年は浦和レッズにとって苦しい1年となり、興梠慎三も不本意な結果に終わっただろう。だが、自身が持つJ1リーグ連続二桁得点記録を9年に更新し、最低限の仕事は果たした。今年はまず右腓骨筋腱脱臼からの復活を目指す。

 海外でのプレー経験はないが、プロキャリアを通じてJ2以下のカテゴリを経験していない。J1通算157得点は、今季からジュビロ磐田のコーチに就任した中山雅史氏と並んで歴代3位タイ。現役選手としては2番目に多い。例年のペースでゴールを積み重ね続ければ、あと2年ほどで大久保嘉人の持つ歴代最多のJ1通算得点記録を抜けるかもしない。

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